MacでAndroidのソースコードをビルドするまでのメモ

まだ開発環境を何もいれていない前提です。
まずパッケージマネージャとして今回はHomebrewを使うことにしました。
MacPortsとかを使う方はその辺は適宜置き換えてくださいというかAndroidのwikiに普通に書いてありました*1

環境の確認

MacOS 10.6.6

Xcodeのインストール

http://developer.apple.com/ からXcodeを取ってきてインストール
最新のバージョンは3.2.5でした。

Homebrewのインストール

ruby -e "$(curl -fsSLk https://gist.github.com/raw/323731/install_homebrew.rb)"

必要なツールのインストール

brew install git repo gnupg

Androidのサイトには他にも色々書いてありましたが、これ以外は無くても大丈夫な模様。
Xcode付属toolのバージョン次第でしょうか。

必要な設定の変更

.zshrcに追記

# プロセスが同時に開けるファイルディスクリプタ数を修正
ulimit -S -n 1024

# envsetup.shで怒られる件への対応
unsetopt NOMATCH

HFS+なディスクイメージの作成

デフォルトのハードディスクフォーマットでは大文字小文字が区別されずサポート外なのでandroid用にディスクイメージを作成します。
アプリケーション→ユーティリティー から ディスクユーティリティーを起動して、
新規イメージで容量8GB以上、"大文字小文字を区別、ジャーナリング"なフォーマットを選んで作成します。
出来たディスクイメージは/Volumes以下にマウントされる模様です。

Androidのソース取得とビルド

cd /Volumes/<android_disc_name>
mkdir <target_android_src_dir_name>
cd <target_android_src_dir_name>
repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git
repo sync
. ./build/envsetup.sh
lunch
make

repo syncはすごく時間がかかります。1〜2時間くらい?
これでとりあえずmakeは通りました。

*1:あとから気づいた…